├─≠ョ─ヵラス 語り
終盤で、正吉が回想して語っていることが判明する。
正吉
本名影森の正吉。冷静な性格で思考が人間臭い。狸たちの実質的なリーダー的存在。
おキヨ
本名縁切り寺のキヨ。正吉の妻となる。なお、正吉とおキヨが演じた「双子の星作戦」の名称とその時の台詞は、宮沢賢治の童話「双子の星」からとったものである。
鶴亀和尚
ぼたもち山万福寺に住み着く狸。年齢は105歳。僧侶らしく、術による作戦で人間の命を奪った形となった際は手厚く供養をしている。
おろく婆
本名火の玉のおろく。若手狸の変化の講師を担当する。
権太
本名鷹ヶ森の権太。血の気が多く、故郷の森を奪った人間を激しく憎んでいる。最期は仲間と共にデコトラに轢かれて「人間には敵わない」と言い命を落とす。
青左衛門
鈴ヶ森の長老。権太とはライバル関係にあるが、森の危機から共に手を携える。
ぽん吉
正吉の幼馴染。変化できない普通の狸。怠け者だが、温厚で狸らしい性格の持ち主。
文太
本名水呑み沢の文太。二つ岩団三郎狸をたずねて佐渡へ旅立ったが…。
玉三郎
本名鬼ヶ森の玉三郎。四国に旅立ち、後に小春の夫となり金長の跡目を継いだ。男前な狸。
佐助
眼鏡をかけたインテリ風の変化狸。頭脳明晰。
六代目金長
徳島県小松島市にある金長大明神の主。小春の父親。
太三朗禿狸
屋島に住む狸。年齢は999歳で、屋島の戦いの那須与一を見物していたという。
隠神刑部
愛媛県松山市の狸で、八百八狸を統率している。江戸時代には松山藩の御家騒動に関与した。
お玉
権太の妻。
小春
六代目金長の一人娘。玉三郎との間に、三匹の子狸を儲ける。
花子
ポン吉のガールフレンド。
お福
正吉達の仲間の雌狸。
林
神奈川県藤野町(現・相模原市)に住む狸。「藤野町」を「ふじのちょう」と言っているが、現実には「ふじのまち」と読む。なお、相模原市が政令指定都市に移行するまでは相模原市藤野町(ふじのちょう)となっていたが、政令指定都市移行に伴い藤野町表記は消滅している(現在は「緑区」)。
竜太郎
多摩堀之内の変化狐。狸同様土地開発で住処を失い、人間として生活している。
水木先生
狸たちが行なった化かしを超常現象として扱っているテレビ番組に出演したコメンテーター。漫画家の水木しげるをモチーフにしたと思われる。
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